
大江健三郎は「戦時」と「戦後」のつながりを問い直し、日本社会の閉塞的な状況を文学的な想像力で捉え続けてきた作家でした。1973年には「新しい戦前」という言葉で核時代の危機を指摘しました。そんな大江の初期小説から最晩年の作品までを、文学と歴史学の視点で読み直した『大江健三郎を読む』(集英社新書)が刊行されます。
本講座では、朝日カルチャーセンター新宿校で行われた連続講座をもとにした同書の刊行を記念して、戦後80年が過ぎた今、大江健三郎を読むことの意義とは何かを考えます。また、現実化してきた「新しい戦前」にこそ読むべき大江作品を両講師に選出していただきます。この世界の現在的な危機を大江作品を通して見つめる機会となるでしょう。(長瀬氏・記)
日時
2026年 9/9(水)18:30~20:00
場所
■朝日カルチャーセンター新宿教室:〒163-0210 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル10階
■ご自宅(オンライン)
お好きな方を選ぶことができます。新宿教室での参加数には限りがございますので、お早めにお申込みください。
また、見逃し配信がございます。
参加お申込み
https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9016936
登壇者
東京大学名誉教授・小森陽一
日本女子大学名誉教授・成田龍一
(司会・進行)ライター、書評家・長瀬海
書籍情報
『大江健三郎を読む 文学と歴史の複眼的視点から』(集英社新書)
著者:小森 陽一 、成田 龍一/構成:長瀬 海 2026年8月7日発売
プロフィール

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