連載
医療リテラシーの定義は「医療や健康情報を入手・理解・評価・活用するための知識、意欲、能力」とされている。その実践法として、医療の定説やメディアで見聞きする医療情報の読み取りかたを数字、グラフ、情報の質を中心に説明し、また適切な情報を見分ける方法とその活用法を紹介する。
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第7回
医療広告に「患者の体験談」「医療脱毛の回数無制限」「施術前後の写真」は禁止2023.11.26 -
第6回
「がん情報サービス」
2023.11.2
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第5回
エビデンスに基づいた確かな医療情報は「診療ガイドライン」にあり
2023.9.4
いま「教養」の分断が生まれている。教養はそれを習得する自己目的な楽しさを持つという「古典的教養論」。グローバルに活躍するエリートビジネスマンには教養が役に立つという「教養有効論」。
この二つは対極のものとして見なされているが、どちらも「教養人」・「グローバルエリートのビジネスマン」といった限られた人々にしか向けられていない。教養人でもグローバルエリートのビジネスマンでもない人が、教養を身につけるにはどうしたらいいのか。それは、教養についての自分なりの解釈を持つこと――すなわち「メタ教養」を身に着けることである。
『積読こそが完全な読書術である』『再読だけが創造的な読書術である』『書物と貨幣の五千年史』などの著作で、本と人間と知の関係性について探求してきた著者が、新しい教養のあり方を構想する。
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではない。しかし、それは現代だけの悩みなのだろうか。書評家・批評家の三宅香帆が、明治時代から現代にかけての労働と読書の歴史を振り返ることで、日本人の読書観を明らかにする。
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最終回
2000年代の労働と読書―仕事がアイデンティティになる社会2023.11.20 -
第8回
1990年代の労働と読書―行動と経済の時代への転換点
2023.10.7
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第7回
1980年代の労働と読書―女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー
2023.9.12
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第10回
日本人のスポーツとの付き合い方はなぜこんなにいびつなのか?2023.11.17 -
第9回
スポーツをとりまく旧い考えを変えるべき時がきている
2023.6.16
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第9回
日本の選手はなぜ自分の意見を言えないのか?
2023.6.15
「腸は第二の脳」という言葉が知られてきたが、最近の研究でそのメカニズムが医学的に説明できるようになってきた。そのエビデンスをもとに、ストレス関連消化管疾患の治療に、精神神経系疾患のうつ病や不安障害ケアの心理療法「認知行動療法」を取り入れる治療が始まっている。同治療法の研究者である消化器病専門医の著者によるこの研究成果と治療法、セルフケア法を一般に分かりやすく伝える。
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第6回
腸管免疫、免疫寛容、肝ー脳ー腸相関2023.11.16脳と腸の3つめの連絡経路は「免疫系」②
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第5回
脳と腸の3つめの連絡経路は「免疫系」
2023.10.22
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第4回
消化管ホルモン、食欲ホルモンの働き
2023.8.5
ノンフィクション作家、エッセイストの宇都宮直子が、フィギュアスケートにまつわる様々な問題を取材する。