クトゥルー神話の創造者──ラヴクラフト翻訳奇譚──
 漫画にアニメ、SF小説、映画、ボードゲームに至るまで、様々なジャンルにモチーフを提供し続けるクトゥルー神話。完全に架空の世界でありながら、まったく独自であるが故に今も確固たる地位を占める、その体系の創造者がH・P・ラヴクラフトだ。  本連載の著者である南條竹則氏は、これまで五冊が刊行された新潮文庫の大好評シリーズである、ラヴクラフト傑作選を翻訳した。独自の世界観は勿論のこと、多様な語彙、音声体系、タイトルなど、日本語への翻訳がとりわけ困難な作品群と、訳者はどのように対峙し、複雑怪奇な文章へと分け入ったのか。  クトゥルーファン必読、マニアも唸るラヴクラフト翻訳論。

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