山河あれども、帰るべき「国」はいずこに ある「満洲国軍」下級将校にとっての「終戦」
満洲国にあったのは、関東軍だけではなかった。日本人、漢人、満洲人など、さまざまな民族から構成されていた「もう一つの軍隊」満洲国軍については、いまだに謎が多い。 歴史社会学者の高媛氏は、満洲国軍に所属した、とある中国人軍人の日記に出会う。謎多き満洲国軍について知るべく、生々しく感情が吐露された資料を読み込むうちに見えてきたのは、激動の国家の「隙間」を生きた無名の人々の姿だった――。戦中・戦後という時代を、時に苦悩し、時に「裏切り者」と罵られながら生きた軍人の姿を丹念に描き出す。 満洲における観光の歴史に迫る『帝国と観光――「満洲」ツーリズムの近代』(岩波書店、2025年)が話題となった、注目の著者による短期連載!

プラスをSNSでも
Instagram, Youtube, Facebook, X.com

「祖国」へ向かう出征

集英社新書 Instagram 集英社新書Youtube公式チャンネル 集英社新書 Facebook 集英社新書公式X