鼎談イベント「井上ひさしの文学―演劇を中心に」

 集英社では、「井上ひさしの文学」と題して、歴史学者の成田龍一氏と国文学者の小森陽一氏が中心となり、大江健三郎氏や辻井喬氏、永井愛氏らを招き、座談会(鼎談)を行ってきました。この座談会は、井上ひさし氏が作品を通して伝えようとしたことを語り合うもので、そのシリーズの最後を飾る公開鼎談イベントが兵庫県豊岡市の城崎温泉で開催されます。
 今回は、ゲストに劇作家・平田オリザ氏を招き、演劇論を中心に井上ひさし氏が作品に込めた思いを読みときます。

 

登壇者:平田オリザ(劇作家・演出家)、成田龍一(歴史学者)、
    小森陽一(国文学者)

日時:2019年12月26日(木) 19時~21時(開場:18時半)

会場:城崎文芸館(城崎町湯島357-1)

参加料:無料

 

ご予約:電話・ファクスまたはメールにて。

≪お申込先≫
豊岡市環境経済部大交流課
TEL 0796-21-9016(受付9:00~17:00)
FAX 0796-22-3872
e-mail  promotion@city.toyooka.lg.jp

※FAX、メールの方は、お名前とお電話番号をご記入ください。
※当日、ご予約なしのご参加も可能です。

 

登壇者プロフィール

平田オリザ(劇作家・演出家)
1962年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。青年団主宰。こまばアゴラ劇場芸術総監督・城崎国際アートセンター芸術監督。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。1998年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2002年『上野動物園再々々襲撃』(脚本・構成・演出)で第9回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)でAICT評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞受賞。大阪大学COデザインセンター特任教授、東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐、京都文教大学客員教授、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事長、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、日本演劇学会理事、(財)地域創造理事、豊岡市文化政策担当参与。

 

成田龍一(歴史学者)
1951年大阪府生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。日本女子大学人間社会学部教授。専門は近現代日本史。主な著書に、『近現代日本史との対話【幕末・維新−戦前編】』『近現代日本史との対話【戦中・戦後–現在編】』(以上、集英社新書)『近現代日本史と歴史学–書き替えられてきた過去』(中公新書)『大正デモクラシー―シリーズ日本近現代史(4)』(岩波新書) 『戦後史入門 』(河出文庫) 『加藤周一を記憶する』 (講談社現代新書)など多数。

 

小森陽一(国文学者)
1953年東京都生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。明治学院大学客員教授。東京大学名誉教授。「9条の会」事務局長。主な著書に「文体としての物語」(筑摩書房)、「読むための理論 文学・思想・批評」(世織書房)、「漱石を読みなおす」(筑摩書房)、「出来事としての読むこと」(東京大学出版会)、「世紀末の予言者・夏目漱石」、「最新 宮沢賢治講義」(朝日新聞社)、「村上春樹論」(平凡社)、「ことばの力平和の力 近代日本文学と日本国憲法」(かもがわ出版)などがある。

主催:集英社
共催:豊岡市
協力:城崎文芸館

 

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