「腸は第二の脳」という言葉が知られてきたが、最近の研究でそのメカニズムが医学的に説明できるようになってきた。そのエビデンスをもとに、ストレス関連消化管疾患の治療に、精神神経系疾患のうつ病や不安障害ケアの心理療法「認知行動療法」を取り入れる治療が始まっている。同治療法の研究者である消化器病専門医の著者によるこの研究成果と治療法、セルフケア法を一般に分かりやすく伝える。
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最終回
「脳腸相関」による新しい時代へ…治療法の現在地2024.5.13 -
第12回
ここまでわかった…慢性便秘症・うつ病・肥満症・アレルギーと脳腸相関
2024.4.30
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第11回
過敏性腸症候群に対する「認知行動療法」のポイント
2024.4.19
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第10回
胃もたれ、便秘、下痢…検査をしても異常なしの胃腸の病気と脳腸相関
2024.3.30
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第9回
腸内細菌は睡眠に影響する? 寿命と関係する?…腸内細菌Q&A 後編
2024.3.9
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第8回
「やせ菌」「でぶ菌」は間違いだった…腸内細菌Q&A 前編
2024.1.19
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第7回
脳と腸の連絡経路をパワーアップするのは「腸内細菌」
2023.12.11
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第6回
腸管免疫、免疫寛容、肝ー脳ー腸相関
2023.11.16
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第5回
脳と腸の3つめの連絡経路は「免疫系」
2023.10.22
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第4回
消化管ホルモン、食欲ホルモンの働き
2023.8.5
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第3回
脳腸相関の第2の伝達物質は「ホルモン」①
2023.7.17
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第2回
脳と腸をつなぐ回線…外線の自律神経系と内線の腸管神経系の仕組み
2023.5.8
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第1回
腸は自主的に動く…「第二の脳」の正体は?
2023.4.27