連載
昨今若者の間で広まる「界隈」という言葉。インターネット空間上を通して広まったこのフレーズは、いま若者たちのゆるい繋がりを表すものとして、注目を集めている。この「界隈」の誕生は、現代の文化においてどのような意味合いを持っているのだろうか。本連載「界隈民俗学」では、インターネット上の若者集団をウォッチし続けてきたメディア研究者、山内萌がさまざまな場所で生まれる「界隈」の内実を詳らかにしていく。
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第4回
BeReal.がもたらすパブリックなプライベート―首下界隈の自己演出2025.11.7 -
第3回
ルッキズムという魔術―健康体型界隈の失敗から
2025.7.17
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第2回
ぽこぽこ界隈のフォークロア
2025.4.3
マイクロビオテックやグルテンフリー、オーガニック……現代において、健康志向とスピリチュアルは密接に結びついている。さらに、そうしたスピリチュアリズムは反動的なナショナリズム運動と結びつき、社会のなかの排外主義や差別と結びついてしまっている。こうした健康志向・スピリチュアリズム・ナショナリズムの根底には、人間が生来持っている「死」への恐れがある。
このような時代の流れをどのように捉えればいいのか?「死」の恐怖から、人間は逃げられないのか?この問いを向き合うヒントは、平田篤胤とその門下生たちが辿った足跡にあった。
本連載では国学研究をおこなう著者が、篤胤を「人間の持つ『死』への恐れを乗り越えようとした思想家」として位置づけ、日本の国学の系譜を総攬することで、恐怖から生まれる反動的な思想を乗り越えるための思想を考える。
ショパン国際ピアノ・コンクール2025。熱気渦巻くワルシャワでピアニスト・文筆家である青柳いづみこが現地リポート。
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第3回
第19回ショパン・コンクールの優勝者はエリック・ルー|今後、配点比率の妥当性が争点に?2025.10.26 -
第2回
採点方式の変更が影響か? ショパン・コンクール本選出場者11名の3次予選の演奏を振り返る
2025.10.19
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第1回
ショパン・コンクール2次予選!日本人の演奏と注目のピアニストは?
2025.10.16
世界各地で起きる自然災害、忍び寄る戦争の気配やテロの恐怖、どんどん拡がる経済格差、あちこちに散らばる差別と偏見……。明るい未来を描きにくいこの世界では、子どもを持つ選択をしなかった方も、子どもを持つ選択をした方も、それぞれに逡巡や躊躇、ためらいがあるだろう。様々な選択をした方々のインタビューを交え、世界の動向や考え方を紹介する。
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第6回
生きるに値する時期2025.10.22釧路実日子さんインタビュー
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第5回
いまバースストライカーと呼ばれる女性たちがいる
2025.9.26
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第4回
もやもやとなんとなく産みたいと思えない
2025.7.10
「両学長 リベラルアーツ大学」「中田敦彦のYouTube大学」「日経テレ東大学」……
ここ数年、YouTube上で学問の知識や教養、お金のやりくりについて教授するYouTubeがブームになっている。そうしたコンテンツはなぜ「大学」という名前を冠しているのか。視聴者たちは、なぜそうした動画に熱狂しているのか。フリーランスのライターとして、ポップカルチャーやネットカルチャーについて取材・執筆を続けてきた藤谷千明が迫る。
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第4回
『資本論』と「稼ぐ力」2025.10.13 -
第4回
「受け皿」としてのリベ大
2025.2.12
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第3回
リベラルアーツ大学編 「お金が教養とされてしまうこんな世の中じゃ?」(2)
2023.8.4
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大塚英志
森星×塚原龍雲

松原文枝×朴慶南
森野咲