書評
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『よみがえる戦時体制 治安体制の歴史と現在』 荻野富士夫著安倍政権の下で進行する諸施策は、全体として新たな戦時体制作りに収斂する青木理
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『デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義』 福田直子著ネットは私たちを差別し、監視している 福田直子福田直子
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『「在日」を生きる ある詩人の闘争史』 金時鐘/佐高信著金時鐘の大きな文学的業績を垣間見るとき、本書は優れたチチェローネ(水先案内人)の役目を果たすことだろう 四方田犬彦
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『公文書問題 日本の「闇」の核心』 瀬畑 源著私たちは無知に追いやられていないか 青木 理
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『藤田嗣治 手紙の森へ』 林 洋子著フジタの振幅 ――静謐な絵画と饒舌な手紙の森 小栗康平
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『改憲的護憲論』 松竹伸幸著『改憲的護憲論』に至った理由 松竹伸幸
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『名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと』 おおたとしまさ著回り道は学びの神髄 大島保彦
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『敗者の想像力』 加藤典洋著戦後日本の文化空間を貫く「敗者の想像力」 マイケル・エメリック
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『新・日米安保論』 柳澤協二 伊勢崎賢治 加藤 朗 著居心地のよい蛸壺から一歩出て、大海の混沌に向き合う勇気 想田和弘
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『「天皇機関説」事件』 山崎雅弘 著『「天皇機関説」事件』で描いた当時の日本と現在の類似点 山崎雅弘