書評
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『限界の現代史 イスラームが破壊する欺瞞の世界秩序』 内藤正典著「イスラームを通して現代の世界を見ると、 別の姿が立ち現れる」ことが実感できる本 釈 徹宗釈 徹宗
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『「働き方改革」の嘘 誰が得をして、誰が苦しむのか』 久原穏著知ってほしい事実と論点に満ちた本 橘木俊詔
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『スノーデン 監視大国日本を語る』 エドワード・スノーデン/国谷裕子 他 著我々はスノーデンの警鐘を有意義に活かせるか 山崎雅弘山崎雅弘
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『権力と新聞の大問題』 望月衣塑子/マーティン・ファクラー著ジャーナリズムの劣化は国の劣化を示す 森 達也森 達也
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『よみがえる戦時体制 治安体制の歴史と現在』 荻野富士夫著安倍政権の下で進行する諸施策は、全体として新たな戦時体制作りに収斂する青木理
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『デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義』 福田直子著ネットは私たちを差別し、監視している 福田直子福田直子
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『「在日」を生きる ある詩人の闘争史』 金時鐘/佐高信著金時鐘の大きな文学的業績を垣間見るとき、本書は優れたチチェローネ(水先案内人)の役目を果たすことだろう 四方田犬彦
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『公文書問題 日本の「闇」の核心』 瀬畑 源著私たちは無知に追いやられていないか 青木 理
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『藤田嗣治 手紙の森へ』 林 洋子著フジタの振幅 ――静謐な絵画と饒舌な手紙の森 小栗康平
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『改憲的護憲論』 松竹伸幸著『改憲的護憲論』に至った理由 松竹伸幸