連載
いま「教養」の分断が生まれている。教養はそれを習得する自己目的な楽しさを持つという「古典的教養論」。グローバルに活躍するエリートビジネスマンには教養が役に立つという「教養有効論」。
この二つは対極のものとして見なされているが、どちらも「教養人」・「グローバルエリートのビジネスマン」といった限られた人々にしか向けられていない。教養人でもグローバルエリートのビジネスマンでもない人が、教養を身につけるにはどうしたらいいのか。それは、教養についての自分なりの解釈を持つこと――すなわち「メタ教養」を身に着けることである。
『積読こそが完全な読書術である』『再読だけが創造的な読書術である』『書物と貨幣の五千年史』などの著作で、本と人間と知の関係性について探求してきた著者が、新しい教養のあり方を構想する。
オーバーツーリズムの喧騒から離れて──。定番観光地の「奥」には、ディープな自然と文化がひっそりと残されている。『ニッポン景観論』『ニッポン巡礼』のアレックス・カーによる、決定版日本紀行!
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第4回
日本の宝「藍色」を守るために。新たな産業として藍染に挑む人たち2024.8.11 -
第3回
世代を超えて若者をも魅了する、石見神楽の世界
2023.5.25
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第2回
ひらかれた産地、「ものづくりの聖地」へ
2022.8.25
2019年刊行『天井のない監獄 ガザの声を聴け!』(集英社新書)の著者であり、現UNRWA保健局長の清田氏による現地からの緊急レポート。2023年10月から始まったイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘。大きな攻撃を受けたパレスチナ・ガザ地区に滞在した3週間の様子を綴る。
ロシアによる侵攻で「戦地」と化したウクライナでは何が起こっているのか。
人々はどう暮らし、何を感じ、そしていかなることを訴えているのか。
気鋭のジャーナリストによる現地ルポ。
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松本 裕(まつもと ゆたか)×上谷 さくら(かみたに さくら)


大塚英志
石橋直樹